BSケア(児の母乳吸啜メカニズムに基づく乳房ケア)の情報サイトです〜
 BSケアCare based on the Breast-feeding Infants’ Suckling Mechanism
 BSケア

 ○BSケアとは・・・

 ○BSケアの適応

 ○BSケアの目指すところ

 ○これまでの活動

BSケアとは・・・

「乳房の声」に耳を傾けるケアです。
基本的に母乳育児が上手くいっていると感じている場合、ケアは必要ないと考えます。
そして、母乳育児の要は赤ちゃんの吸啜にあると考えています。
しかし、赤ちゃんの吸啜だけでは乳房に起こっている現象を解決できない場合、ケアを行います。BSケアは、赤ちゃんの母乳吸啜メカニズムに倣い、
それにできるだけ類似した動きで我々の手指を用いて行ないます。

  (下図参照。図はイメージ像を表しています)
  
  「フムフムネットワーク:児の母乳吸啜メカニズムに基づく乳房ケア第3報:
    BSケアの理論と実際その2,ペリネイタルケア,メディカ出版,22(8),2003,775-9より」

※乳房の声とは・・・
皆さんは、一般的に乳房トラブルという言葉を使われていると思います。
BSケアでは、トラブルという言葉を使いません。
それは、なぜか?

俗に言うトラブルは、乳房そのものの声かもしれないし、
心の声かもしれないし、
母親を取り巻く社会や環境からの声かもしれない。
このように身体の内に秘めたものが、一番弱い乳房に身体の症状として表れるのです。
それが乳房に必然として表れたのは、すでに癒しに向かっていることです。
なぜそうなったのかを?を母子に寄り添い、一緒に考えながらケアを行います。


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BSケアの適応

BSケアの適応は、乳房に起こる現象すべてです。
それをどう表現するかというと…

1.乳汁流出困難:(一般的に乳腺房のしこりと呼ばれる状態です)

2.炎  症:(一般的に乳腺炎・乳口炎(白斑)と呼ばれる状態です)

3.分泌増加過程:(一般的に母乳不足感・分泌不足と呼ばれる状態です)  

4.吸着適応過程:
     (一般的に赤ちゃんが吸えない・短乳頭・扁平乳頭・陥没乳頭と呼ばれる状態です)
5.分泌量バランス調節過程:
     (一般的に分泌不足・分泌過多・体重増加不良と診断されたと呼ばれる状態です)

6.残存した乳汁:(一般的に断乳・卒乳後のしこりと呼ばれる状態です)

7.乳頭の現象:(一般的に傷・痛み・乳口炎と呼ばれる状態です)

8.その他

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BSケアの目指すところ

1.母子とその支援者のエンパワーメント 
 ケアを受けた母親と赤ちゃんだけではなく、
 ケアをする私たち母乳育児支援者もエンパワーメントする相互作用の深いケアです。

2.BSケアの検証と発展  
 BSケアは、一人の開業助産師の25,000人のケアの経験から提唱した技を
 土台に開発したもの。今後も検証重ね発展させていく必要があると考えています。

3.BSケアの仲間のネットワークづくり
 BSケアの考え方に賛同してくださる方々とつながりあい、
 母親と赤ちゃんが癒されるケアが全国に広がれば・・・と活動しています。

       

                                         撮影・故・阿部俊弘
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これまでの活動

「フムフムネットワーク」(*)の仲間達で立ちあげたBSケアプロジェクト。 
2002年より活動を開始し、2003年より公表を開始しました。
第一次プロジェクトメンバーは11名の助産師達。 

開業助産師や勤務助産師、フリー助産師、大学講師が職場の枠を超えてつながり、
2003年5月の学会発表を皮切りに、
日総研のベーシックセミナーや、カネソン主催のセミナーを開始しました。
本業を持ちながらのプロジェクト担当は大変な仕事でした。

2004年より第2次プロジェクト開始。
5名のメンバーで更なる検討を重ね、日総研のアドバンスセミナーを開始しました。

2007年より地区毎のお世話役の皆様と共に、発展セミナーを開始し、
顔の見える仲間関係を目指しました。

2008年より第3次プロジェクト開始。2名のメンバーとなりました。
そしてついに、福岡県柳川市に研修所を設立し、
個人研修が本格的に開始できるようになりました。

 *フムフムネットワーク(Fukuoka Midwives Female & Male=FM2): 
 自由で主体的に人生を選択しようとする女性たちへの支援と連携を深めるため、
 福岡の助産師が中心となって結成した。1994〜。


<ケアの検証>
●学会発表 :公衆衛生学会・母性衛生学会・母乳育児シンポジウム・
         母乳哺育学会・助産学会など
●雑誌の投稿:ペリネイタルケア 2003 vol.22 no.6〜no.10(メディカ出版)

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